『マンガでわかる!マッキンゼー式ロジカルシンキング』レビュー 57冊目:ビジネスNo.37

『マンガでわかる!マッキンゼー式ロジカルシンキング』
著:赤羽雄二


こんにちは、masamariです。

今回は、赤羽雄二さんの『マンガでわかる!マッキンゼー式ロジカルシンキング』をご紹介します。


◾️論理的思考は「A4メモ書き」で身につける

ロジカル・シンキング、すなわち論理的思考は、強い関心を持てば自然にできるようになる
ただ、実際は、苦手意識もあり、これまでの習慣もあるのでそれに打ち勝つため、少しだけ手と頭を動かして練習する必要がある。

方法は簡単。
A4用紙を横置きにし、左上にタイトル、右上に日付を書き、半分は4〜6行、各20〜30字書く
これだけなら、どうということはないが、このA4メモ1ページを1分で書き、毎日10〜20ページ書く、というところがポイント。

言葉を選ばず、内容も吟味せず、頭に浮かぶままに書き出していく感じです。
すると、次のような驚くべき変化を感じられるようになる。

・頭が整理される
・もやもやがなくなっていく
・くよくよしなくなって、前向きになる
・優先順位が明確になる
・行動が速くなる
・言いたいことが自然に浮かんでくるようになる
・説明がすらすらできるようになり、納得してもらうことが増える

A4メモを毎日10〜20ページ書き続ければ、自然にロジカル・シンキング、すなわち論理的思考が身についていき、仕事ができ、気分も爽快になる。


◾️理由は必ず3つ挙げる

論理的思考を鍛えるうえで、もう1つお勧めの方法がある。
それは、こうしようと思う時に、理由を必ず3つ挙げ、それを説明することです。

理由を3つ言おうとすると、関東そのものが深くなり、いわゆる論理的思考が徹底される
逆にいえば、適当な思いつきだと理由を3つ考えることができない。
「こういうことだからこうだ」と1つまでは言えるが、ちょっと突っ込まれたり鋭い質問をされたら、返せなくなってしまう。
論理的思考が不十分な人は、そもそも自問自答ができない、あるいはその習慣が無いため、根拠が薄弱だということに自分では気付いていないのだが、それに気付くきっかけになるのである。

理由を3つ考える習慣を身につけていれば、理由の弱さから自分でも最初に思いついた案が必ずしもベストではないと気づき、もう少しこうしよう、ああしようと考えたり、第2、第3の案を考えるようになる。


◾️おわりに

A4用紙にメモ書きするだけと聞いたら、「それだけ?」と思いますが、バカにできないようです。
本書ではその「A4メモ書き」の方法について書かれているので、実践して論理的思考を磨いていこうと思います。

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