『「人の上に立つ」ために本当に大切なこと』読書レビュー 105冊目:ビジネスNo.70
『「人の上に立つ」ために本当に大切なこと』
著:ジョン・C・マクスウェル
こんにちは、読書好きのmasamariです。
今回は、ジョン・C・マクスウェルさんの『「人の上に立つ」ために本当に大切なこと』をご紹介します。
◾️「自分のほうがデキる」と思っている人に一流はいない
自分のカリスマ性をどう評価しているか。
人びとは自分に自然に引きつけられているか。
自分は好かれているか。
もしそうでないなら、自分はカリスマを発揮するうえで次のような障害を抱えているのかもしれない。
・プライド
自分が他人よりすぐれていると思っているリーダーに従おうとする人はいない
・不安
自分に不安を抱いているなら、人びとも自分に不安を抱くようになる。
・不機嫌
自分に何を期待していいかわからない場合、人は自分に何も期待しなくなる。
・完全主義
人びとは、よりすぐれたものを目指す気持ちは尊重するが、非現実的な期待にはそっぽを向く。
・冷笑癖
物事の肯定的な面ではなく否定的な面ばかりを見る人など、誰も相手にしない。
もし以上の障害を捨て去ることができれば、カリスマ性を身につけられる。
◾️常に相手を「10点満点の人間」だと思う
本物のカリスマ性を獲得するために、今日からできることを挙げていく。
①焦点を変える
今日から数日間、自分が人びととどう関わっているかを観察してみる。
人と話すとき、自分が話すことのうちどの程度まで自分のことに集中しているかを見極める。
自分のことより相手のことに焦点を当てるよう、会話のバランスを考えてる。
②第一印象を良くする
初対面の人に会うとき、いい印象を与えるよう最善を尽くす。
相手の名前を覚える。
相手の興味や関心に焦点を合わせる。
肯定的に接する。
一番大切なのは、相手を10点満点の人間と見なして接することだ。
もし今日それができたなら、毎日できる。
そうすることで、じぶんのカリスマ性には確実に磨きがかかるだろう。
③自分を分かち合う
自分が持っている有益なものを人と分かち合うことを長期的な目標にする。
今年、自分と出会う5人が意義深い経験をするのを手伝う。
それは家族でもいいし、部下や友人であってもいい。
彼らが生活と仕事で成長するのを助けるための材料を提供し、自分の人生の旅を分かち合う。
◾️おわりに
カリスマ性を発揮するには、謙虚さが必要のようですね。
また、相手を尊重して相手と分かち合うことも重要だ。
私自身もプライドが高いので、もっと謙虚さを大切にしていかなければいけませんね。
部下を持つ人は、是非読んでみてください。