『0秒で動け』レビュー 19冊目:ビジネスNo.15
『0秒で動け』
著:伊藤洋一
こんにちは、masamariです。
今回は、伊藤洋一さんの『0秒で動け』をご紹介します。
◾️すぐ動くためには「思考のスキル」がいる
動くためには、やる気や勇気ももちろん必要ですが、「スキル」も必要になってきます。
100%の確証がなくても、納得できる答えをすぐに作ることが出来れば、自信を持って動き出すことができるでしょう。
著者は、すぐ「行動」するためには、以下の3つが大事とおっしゃっています。
①自分なりの結論をすぐ着想する
②仮説を組み立てる
③自信を持って踏み出す
①と②が上手くいけば、自信を持って行動しやすいかもしれませんね。
◾️「頭出しの結論」を出す
動き出すためにまず大事なのが「(どう動くのか)結論」を出すことです。
この「結論」が出てなければ、そもそもどこに向かえばいいのかがわかりません。
100%の正解が見当たらない状況であれば、「まずは結論を出してみること」が大事です。
最終結論が出ていなくても、「とりあえず結論を出してみた」というノリで、「頭出しの結論」を出してみる。
ノリで動き出して、間違っていれば改善し、合っていれば「こんな感じでいいかな」って感覚で動けばいいのです。
何事もやってみなければわからないので、まずは「行動」して、トライアンドエラーを繰り返して正解を見つけていく感じでいいのではないでしょうか。
◾️情報は、ある程度集めたら、あとはいくら集めても同じ
なかなか行動に移せない人は、情報を集め、色々分析しすぎる傾向があります。
確かに私自身も転職活動をしていた時に、「この会社はどうかな?」とか「職場環境は大丈夫かな?」を考えすぎて、なかなか行動に移せていませんでした。
結局は入社してみないと、その会社の事は全部わかることは出来ませんからね。
逆に情報は多ければ多いほど、選択肢が増えてしまい、迷いが発生してしまうので行動に移しにくくなります。
なので、ある程度情報を集めれば、とりあえず行動に移してしまえばいいのかもしれませんね。
◾️おわりに
まずは「結論」を出すことも大事ですが、その結論を出すためには「仮説」を立てる力も必要になってきます。
そして「結論」が出せたとしても、それを行動に移す「踏み出す勇気」が必要です。
本書ではそんな「仮説」を立てる力の鍛え方や、一歩を踏み出すための考え方が紹介されています。
この本の通り、まずは何でもやってみることを実践していこうと思います。