『決断できる自分に変わる本』レビュー 24冊目:自己啓発No.3
『決断できる自分に変わる本』
著:中谷彰宏
こんにちは、masamariです。
今回は、中谷彰宏さんの『決断できる自分に変わる本』をご紹介します。
◾️イヤなことをイヤと言えない人が、一番嫌われる
決断ができない人は、決断して「失敗すること」を恐れているのではなく、「嫌われること」を恐れている。
人との関係が悪化しないかを気にして、決断ができない。
イヤと言う事で嫌われるのではないか?とビクビクしてしまう。
しかし、実際はイヤなことをイヤとちゃんと伝えられない人の方が嫌われるのです。
本当はやりたくないことを無理に進めていると、どこかで上手くいかなくなります。
嫌われたくなければ、イヤなことはイヤと言う勇気が必要です。
◾️小さく嫌われる人が、大きく好かれる
最初に断っておくと、「あの人はイヤなことはちゃんと断る人だ」という信頼感が生まれる。
好きなこともイヤなことも、何でも「いいですよ」と、イエスばかり言っていると、自分がいくら本気でイエスを言っていたとしても、「この人は我慢していて本当はイヤなんじゃないか?」と、相手に不信感を与えてしまう。
好き嫌いがある人が嫌われるのではなく、嘘をつく人が嫌われるのです。
◾️言い訳をするほど、決断がズレていく
決断ができない人は、言い訳が多い。
言い訳をすることによって決心が固まるのであればいいが、言い訳のほとんどは、決心とは逆の方向に向かっていくのです。
言い訳をしているうちに、自分自身が決めたことがわからなくなってくるため、言い訳は怖い。
自分自身がわからなくなると、パートナーの頭の中はもっと混乱してしまいます。
パートナーに不信感を抱かせないためにも、言い訳はしないようにしなければいけない。
◾️決断すればするほど決断する時間が短くなる
決断までの時間は、今までの決断の回数に反比例する。
なかなか決められない人は、今まで決断した経験があまりない人。
一度も決めたことが無い人は、永遠に決めることができない。
決断する状況を経験してくると、どういう決断をすればいいのかがわかってくるので、決断までの時間を短縮することができるのでしょうね。
◾️おわりに
私自身もイヤと言うと嫌われるのではないか?と思っていましたが、実際は好き嫌いを伝えないと相手に不信感を与えてしまい、結果的に嫌われるというのは驚きました。
全く気遣いはいらないという訳ではないでしょうか、本音でぶつかることも大事ということですね。
相手のためにも思っていることは伝えていこうと思います。