『遊ばない社員はいらない』レビュー 33冊目:ビジネスNo.23

『遊ばない社員はいらない』
著:髙島郁夫


こんにちは、masamariです。

今回は、髙島郁夫さんの『遊ばない社員はいらない』をご紹介します。


◾️仕事とは「クリエイティブ」。「作業」は仕事とは言えない

一番大事な仕事は考えること
そういう観点から考えると、ランチタイムや少しの空いた時間に行く書店、飛行機や列車の移動中などは仕事と言えるかもしれない。
どんな仕事にもクリエイティブなところはある。
考えずに仕事をすることは作業で、考えながら仕事をすることはクリエイティブだからである。

将来のことや、マーケティングや組織人事のこと、商品のこと、デザインのことなど、考える仕事こそ仕事なのです。

小売は極めてシンプルな仕組みで、右から仕入れて左に売るだけ。
シンプルであるがゆえに、左に渡す際にはいろんな価値をつけなければいけない。

どんな商品を作るのか、どんな店舗にするか、どんな広告を出すか、もっと新しいサービスはないか、またはどんな風に企業を発展させるかに至るまで、ありとあらゆるクリエイティビティが求められる。
作業は無機的でつまらないが、クリエイティブは楽しいもの。
いかに多くのクリエイティブの時間を取るかを工夫しなければならない。


◾️イメージがすべて。イメージ以上の仕事はできやい

イメージとは、実現するかどうかという範囲で考えるものではなく、やりたいこと、実現したいことです。
どんな仕事であろうとこれは必要である。
チームや組織のトップに立つ人であれば、そのイメージの大きさが組織の成長を決定づける。

描いたイメージは共有されなければいけない。
単に文章化されたルールを守るという次元のことではなく、むしろ文章にしづらいものかもしれない。
だからこそ、イメージの共有は単純にはいかないのである。

物事は成るようになるのではなく、成るようにするものである
そのイメージを強烈に意識できなければ達することはできません。


◾️センスとは自分で見たり聞いたりしながら身につけるもの

センスを外すというのは、ある意味マナー違反ではないか。

センスがない人はある意味、世の中に無頓着であると言わざるをえない。
世の中に無頓着ということは、お客様にもトレンドにも無頓着ということに他ならない。
そうなると、ビジネスにまで通じるものではないだろうか。
素敵な洋服を素敵な人が売るから売れるのであって、素敵じゃない人からは買いたくないでしょう。

つまりセンスを磨く努力をしない人は、モノを作るにしても、販売をするにしても、仕事が出来ない人になってしまうのである。


◾️おわりに

今まで「仕事」と思っていたことが、ただ数をこなすだけの「作業」で、「趣味」と思っていた読書などが本当の「仕事」という視点は考えもしなかったです。
これからも読書(仕事)を継続していこうと思います。

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