『昨日より強い自分を引き出す61の方法』レビュー 39冊目:自己啓発No.7
『昨日より強い自分を引き出す61の方法』
著:中谷彰宏
こんにちは、masamariです。
今回は、中谷彰宏さんの『昨日より強い自分を引き出す61の方法』をご紹介します。
◾️同じステージで上のほうに行っても、強くはなれない
「ステージが上がる」と「レベルが上がる」とでは意味が違う。
「レベルが上がる」は、同じフロアで上のほうに行くこと。
「ステージが上がる」は、完全に1フロア上がって、同じフロアでの競争はない。
強くなろうとして、競争してメンタル的に疲れるのは、同じフロアで上のほうに行こうとするからです。
同じフロアで「中の上」の人は最も弱くなる。
「中の上」より「上の下」の人の方が、はるかに強い。
目指すものは、レベルアップではなく、ステージアップです。
◾️知識がないのではなく、興味がない
仕事がうまくいかないのは、知識・技術・経験が足りないからではない。
知識より大切なのは「興味」です。
興味を持った人は、可能性が広がります。
可能性があることが、「強い」ということ。
「自分がこれに興味が持てないのは、知識がないから」と言うのは、強くなれない人の言い訳にすぎない。
まずは興味を持つことが大切である。
知識で負けても、恥ずかしいことではない。
興味で負けるということに、悔しさを感じる人が、強い自分を引き出せる。
◾️今までと、真逆のことをすることで、強くなる
勉強をすることで強くなりますが、勉強は、今までのことを積み重ねていくことではありません。
今までのことと真逆のことをすることが勉強です。
強くなれるチャンスは、今までは「やってはいけない」と思っていたことをする時。
自分の中で、ありえないことをしてみることで強くなれるのです。
強くなる方法は、今までと同じやり方で、もっと力を入れたり、もっと一生懸命することではなく、今までしてはいけないと思っていた真逆のことをしてみることで、それにより飛躍的な進化を遂げることができるのです。
◾️おわりに
今までと違うやり方をする時は、どうしても抵抗がある人がほとんどだと思います。
しかし、この本で「勉強」に対する考え方が変わりました。
成長するには、今までと同じやり方、同じ考え方ではいけないのですね。
行動を起こす時は、発想を柔軟に変えていこうと思います。