『知識を自分のものにする最強の読書』レビュー 44冊目:自己啓発No.10
『知識を自分のものにする最強の読書』
著:遠越段
こんにちは、masamariです。
今回は、遠越段さんの『知識を自分のものにする最強の読書』をご紹介します。
◾️多読の必要性
何事も習慣が大切である。
大きな仕事をする人は、それだけの習慣づくりをしたから。
本の読み方、効果的読書ということも、習慣によって作られる。
そのために必要な習慣を作り上げるために、日々真剣に取り組むべきです。
最強の読書術を身につけることも、よい習慣づくりが決めてである。
遠越さんが信頼するビジネスパーソンは、必ず時間を守り、本を多読する人とのこと。
多読する人は、何を話してもツーカーとなり、会っている時間が充実して有意義なものとなる。
多読をする人は、ほぼ並行読みをしていて、いろいろな時間をそれぞれ有効に使えるからです。
また、脳を休ませるためにも、違う種類の本に変えた方がよいのである。
◾️多読する人は速読技術を持っている
いわゆる読書家、多読家の多くは必ず自分なりの速読術を身につけている。
速読術を身につけないと、世の中に溢れているたくさんの本の中から、自分にとって有用な本を見つけ、そこから学ぶことが難しくなるからです。
ビジネス書におけるベストセラー作家の1人である神田昌典氏による『バカになるほど、本を読め!』にて、「知識創造型の読書をすすめ、それを実行するための」以下のような3つの原則を挙げている。
①目的志向型の読書をする
②大勢の人と共に読む
③即、行動に結びつける
神田氏の上記の本では「フォトリーディング」についてもまとめられている。
「フォトリーディング」とは、いわゆる"写真読み"に属するやり方の一つだが、仕組みは以下の通り。
ステップ1:準備
読書の目的を明確にする。
ステップ2:予習
本を手にとって、本の内容をざっと見渡す。
表紙や裏表紙、目次などをざっと見て全体像をつかむ。
だいたい1〜2分
ステップ3:フォトリーディング
①フォトリーディングの準備
②加速学習モードに入る
③アファメーション
④フォトフォーカス状態に入る
⑤安定した状態で、リズムよくページをめくる
⑥終わりのアファメーション
ステップ4:復習
まずは2〜3分かけて本の中身をざっと見渡す。
逆にトリガーワード(中心的なキーワード)を取り出す。
7〜9分程度でやる。
ステップ5:活性化
10〜20分の休憩を取る。
できれば、一晩眠る。
休憩を取ったらトリガーワードと自分に湧いた疑問を考え、見渡す、そして必要な情報を集める。
それが終わったらスーパーリーディング(目を通常の何倍ものスピードですべらせる)。
◾️おわりに
まずは多読の習慣をつけることから始める。
飽きそうになったらどんどん他の本に手をつけていきます。
また、本書で出てきた神田昌典さんの『バカになるほど、本を読め!』も読んでみようと思います。