『生き残るための、独学。』レビュー 46冊目:自己啓発No.11
『生き残るための、独学。』
著:千田琢哉
こんにちは、masamariです。
今回は、千田琢哉さんの『生き残るための、独学。』をご紹介します。
◾️飲みに行くより、勉強するほうが楽しい
退社後の時間の使い方は、大きく2タイプに分かれる。
それは遊ぶ人と、勉強する人。
「勉強して実力をつけることほど人生で楽しいことはない」という事実を知らずに生涯を終えるのは、もったいない。
千田さんの会社員時代、人生をランクアップさせた同僚は、例外なく「ガリ勉」だったそうです。
群がって飲みに行くより、孤独に勉強することを選ぶ人ばかりだった。
人生をランクアップさせたいなら、「ガリ勉」になる。
◾️忙しすぎると、成長しない
千田さんは経営コンサルタントとして様々な組織を見てこられましたが、忙しすぎる組織ほど成長しないと断言されています。
それどころか、忙し過ぎると徐々に衰退し、まもなく崩壊へと向かうとのこと。
組織が成長できない場合、構成員である人も成長できない。
その理由は、忙し過ぎると勉強する時間がなくなってしまうためです。
忙し過ぎる状態とは、儲かっているように見えて、最終的に労働の費用対効果が、とても悪くなる状態です。
仕事は確かに大切だが、仕事だけに集中していては幅が狭い人間になってしまう。
◾️1000時間没頭すれば、素人レベルの"できる人"になれる
人それぞれ能力に差があるとはいえ、勉強には誰でもある程度の時間がかかる。
大まかな目安は、何か一つのことに1000時間没頭すれば、素人レベルの"できる人"にはなれる。
1000時間とは、毎日1時間ずつ勉強し続ければ3年間、毎日3時間ずつ勉強し続ければ1年です。
また、土日にまとめて20時間を勉強し続ければ1年間、土日にまとめて6時間勉強し続ければ3年間である。
1日だけなら誰にでもできる。
極端な話、1日だけ10時間の勉強をすることは、ほとんどの人ができる。
しかし、毎日1時間の勉強を10年間欠かさず継続できる人は、きっと1%に満たない。
継続することさえできれば、周囲は勝手に脱落していくので、自然にトップになれるだろう。
だからこそ、勉強ができる人は尊敬されるのです。
◾️おわりに
遊ぶことがダメとは千田さんはおっしゃっているわけではなく、それだけ勉強することご大切ということですね。
確かに私自身も継続することは苦手で、途中で断念することばかりです。
これを機に何か継続して学ぶ習慣をつけようと思います。