『99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ』レビュー 48冊目:ビジネスNo.29
『99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ』
著:河野英太郎
こんにちは、masamariです。
今回は、河野英太郎さんの『99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ』をご紹介します。
◾️聞かれたことに答える
ホウレンソウでは、質問が返ってくることもある。
例えば、「それで、◯◯さんにアポイントは取れたの?」という質問を受けた時、「◯◯さん出張らしいんですよ」などと、理由や背景から返事をしてしまう人が多い。
そんなとき、質問者は「要するに、アポは取れたのか、取れなかったのか、別の日に決まったのか、どうなんだ!早く教えてくれ!」と考えているでしょう。
こういったケースでは、質問者が一番聞きたいこと、つまり「アポイントが取れたかどうか」を最初に答えた後、必要に応じて周辺情報を話すようにする。
つまり、「はい、取れました」「いいえ、取れませんでした」から答えるべきです。
5W1Hの質問もYes/Noで答える質問も、聞かれたことに最初に答えるのがルールである。
◾️早め早めにチェックを受ける
仕事をしていて最も困るのが、上司やクライアントによる急な方向転換。
それが締め切り直前だと絶望的だ。
これを避けるための方法は、ホウレンソウを早め早めにすることです。
自分からチェックポイントを設け、上司やクライアントとコンタクトを取り、常に認識を一つにしておく。
これができると大きな悲劇を避けられる。
問題が発生した場合、状況が進行してからホウレンソウしていたのでは、深刻度が増し、手遅れになってしまう。
何より早め早めの報告が重要です。
仕事がデキる人というのは、常に早め早めに動く人です。
トラブルが発生した時点で、第一報を報告しておくと、報告を受けた側は最短で問題を意識でき、その後の自分への対応方針が指示できる。
◾️英数字は半角を使用する
英数字は必ず半角で入力する。
この統一をするだけで、資料はぐっと洗練されます。
見ていて最もみっともないと感じるのが、半角と全角の表記が混在している資料です。
これがあると一気に素人感が倍増する。
全角英数字は、縦書きのみで使用すべき。
なぜ半角英数への統一にこだわるのか、それには3つの理由がある。
理由1:グローバル標準で全角はありえない
最近は海外のプリンターでも全角文字の印刷はできるが、未だに全角使用は文字化けの原因になることがある。
理由2:全角英数は見た目がスマートではない
半角のほうがシャープな印象が出るため文書全体が締まって見える。
理由3:基準を統一できない
共同作業で全角、半角使用の使い分けをする場合、ルールを決める必要があるが、ルール決めに時間がかかってはあまり賢明とは言えない。
バラバラの表記を修正する場合も、一括変換の機能を使うとはいえ、0から9までの全角を半角に変更するだけの単純作業は、かなり虚しい作業である。
◾️おわりに
当たり前に思われるようなことでも、実際は出来ていないことがいっぱいあります。
この本を参考にして、自分の行動を見直そうと思います。