『仕事と時間の「仕組み術」』レビュー 55冊目:ビジネスNo.35
『仕事と時間の「仕組み術」』
著:野呂エイシロウ
こんにちは、masamariです。
今回は、野呂エイシロウさんの『仕事と時間の「仕組み術」』をご紹介します。
◾️寝る時間もスケジュールに書き込む
「眠たくなったら寝ればいい」と思うかもしれない。
以前の著者もそう思っていたそうですが、今は違って、睡眠は人生の中心にあるとのこと。
それくらい重要なものだと考えて生活しているそうです。
著者のスケジュールの23時から翌日4時半までが睡眠の時間で、それを毎日、Googleカレンダーに記載している。
Googleカレンダーであれば、一度設定すればずっとそれを維持することができる。
Amazon社長のジェフ・ベゾスは、毎日8時間寝ると言っていて、それくらい睡眠を大切にしているという。
深夜まで仕事をしていたり、本を読んだりしていると睡眠不足になり、そうなると判断力が鈍ってきたり、さらに昼間も眠くなったりして効率が悪くなってしまう。
睡眠を馬鹿にしてはいけない。
人間の非常に大切なものである。
もしかすると、仕事やご飯よりも大切なものかもしれない。
一節には寝ないと死ぬということもある。
睡眠は本当に大切で、ベストな環境でベストな睡眠をとるためにゆっくり寝るのです。
また、徹夜をなくすと仕事を短時間で済まそうという知恵も湧いてくる。
騙されたと思って寝る時間を決めて、スケジュールに睡眠と書いてみる。
これは人生を大きく変える日で、健康でありビジネスの成功も急激に変わる。
◾️70点で進めていき、あとはつじつまを合わせる
何よりも大切なのは速度。
仕事で成功する人はとにかく速い。
下手でもいいからどんどん進める癖を持っている。
日本の企業の仕事の仕方で違和感があるのは、とにかく、緻密に時間をかけてゆっくり進み、最終的に「中止」「残念ながら保留」となり、全てが止まってしまうことである。
例えば企画書。
2日間かけて緻密に書いて「ボツ」になったら、その2日間の努力と時間と人件費がハッキリ言ってしまえば無駄である。
仕事は、体力をつけるためのトレーニングではなく、何らかの成果を出すために行わなければならない。
大切なのは、自分なりに勝手に完成させて、「ボツ」を防ぐこと。
それよりも、中途半端でもいいから相手の意見を聞く癖をつけることである。
人生で一番大切なのは時間。
それをいかに無駄にしないかが大切である。
そのためにスケジュール管理を緻密にする。
だから仕事も今やっていることが無駄にならないように、頭を使う必要性がある。
人間は心が折れやすい動物で、完璧にやってゼロになった時の衝撃は計り知れない。
7割で一度戻る、そんな癖をつけていく。
◾️おわりに
本を読んだり、何かに夢中になって徹夜してしまうことがあり、睡眠不足になることが多いです。
この本に書いてあるように、睡眠時間をスケジュールに書き込んで、睡眠を管理していこうと思います。