『人生を最高に楽しむために20代で使ってはいけない100の言葉』読書レビュー 154冊目:自己啓発No.37
『人生を最高に楽しむために20代で使ってはいけない100の言葉』
著:千田琢哉
こんにちは、読書好きのmasamariです。
今回は、千田琢哉さんの『人生を最高に楽しむために20代で使ってはいけない100の言葉』をご紹介します。
◾️「偏見を持たないようにあえて事前準備はしていません。」
偏見を持たないことと、準備することは何ら関連性がない。
用意周到に準備した上で、偏見を持たないのがプロ。
どちらかというとエリートぶった饒舌タイプに多いのが、「今回は偏見なくお客様目線でヒアリングするために、あえて何も準備していない」という人だ。
その嘘は、相手に完壁にバレている。
準備しないで許されるのは、本当のお客様だけだ。
完壁に準備すればするほどに、偏見を捨てることができる。
まったく準備していないお客様と同じくらいに偏見を持たないために、極限まで準備しておくのだ。
お客様をダシに使って、サボってはいけない。
準備のために勉強をするのは、偏った価値観に陥らないためであることを思い出そう。
◾️「私は大器晚成タイプですから。」
大器晩成の人は、自分で自分のことを大器晩成タイプとは言わない。
必死に生きた結果、 振り返ったらそう噂されたというだけの話である。
大器晩成タイプの人というと、どこかのんびりしていて普段はサボっているようなイメージがある。
でも現実はそうではない。
結果として大器晩成と呼ばれるだけであって、本人は毎日が「今か、今か」と必死だったのだ。
よく傍観者から「流星の如く現れた新人」と言われることがある。
流星の如く現れた新人なんていない。
本人にしてみたら苦節何十年の結果なのに、新人呼ばわりされてしまうのだ。
大器晩成の人たちというのは、それまでの毎日が必死だったことを知ろう。
◾️「緊張であがってしまったので失敗しました。」
そもそも緊張はするものである。
緊張して半分の力しか出せないのなら、最初から200%の準備をするべきである。
失敗の原因を緊張のせいにしている人は、永遠に成功できない。
なぜなら、本番は緊張すると最初からわかっていることだからだ。
自分一人だけが緊張の犠牲者だと思っていると、いずれ周囲からも応援されなくなってしまう。
緊張して、本番でいつも半分の力しか出せない人だとする。
本番で100の力を出すためには、普段から200の力をつけておくことだ。
結局、本番で失敗するのは準備不足以外の理由はあり得ないことに気づかされるのである。
緊張対策には、周囲が呆れ返るほどの圧倒的な準備をしておこう。
◾️おわりに
人生を楽しむためには、言い訳はしてはいけない。
言い訳ばかりしている人は、成功出来るわけがない。
20代でこれから成功したいという方や、20代以外の方も是非読んでみてください。