『あの人と一緒にいられる時間はもうそんなに長くない』読書レビュー 155冊目:自己啓発No.38

『あの人と一緒にいられる時間はもうそんなに長くない』
著:千田琢哉


こんにちは、読書好きのmasamariです。

今回は、千田琢哉さんの『あの人と一緒にいられる時間はもうそんなに長くない』をご紹介します。


◾️「私たち、親友よね?」で、ゲームオーバー。

もし親友を失いたくなかったら、「私たち、親友よね?」と確認しないことだ。
親友とは信頼し合える関係のことである。
「親友よね?」と確認したくなるのは、相手を信頼していないからだ。
自分が相手のことを信頼していないのに、相手からは自分のことを信頼してもらおうというのは図々しい話である。

親友に限らず、しがみつく人はますます嫌われる。
「私にはあなただけだったのに。どう責任取ってくれるの!」
これは男性を最もウンザリさせる悪魔の言葉だ。
もはや復縁の可能性はゼロ。
別れの決定打となってしまう。

「今月のノルマ達成のためにどうかご協力お願いします!」
仕事上でよく耳にする言葉だ。
これはお客様を最もウンザリさせる悪魔の言葉だ。
もはや契約の可能性はゼロ。

絶縁の決定打となってしまう。


◾️同窓会は、欠席。

社会人になると同窓会の誘いが多くなる。
心の底から幸せを感じられるのならどんどん参加すればいい。
だがわずかでも心のどこかに迷いがあるなら、全部欠席でいい。
何も困らない。

同窓会に参加しているメンバーの9割の本音はこうだ。
「本当は家でのんびり映画鑑賞でもしていたいけれど、嫌われたくないし」
面白くない話に相槌を打って、これまた退屈極まりない身の上話を聞かされる。
挙句の果てには、2次会や3次会にまで付き合わされて翌朝に影響を及ぼす羽目になる。
まるで拷問のようだ。
それだけ苦労して付き合っても、別に生涯の友というわけでもない。
むしろ、単なる通りすがりの人間関係に近い。

同窓会が心の拠り所ということ自体が、何も進歩していない証拠である。
今の場所で輝いている人間は、同窓会には無関心だ。
心の友との再会に備えて、孤独の時間をこよなく愛する。


◾️おわりに

世の中には余計なことを気にしたり、嫌われるのが嫌で無駄な時間を過ごしてる人がいます。
人生を有意義に過ごすためには、そういった無駄な時間を減らしていかなければいけない。
有意義な人生にしたいという方は是非読んでみてください。

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