『想いがかなう、話し方』読書レビュー 156冊目:自己啓発No.39

『想いがかなう、話し方』
著:千田琢哉

こんにちは、読書好きのmasamariです。

今回は、千田琢哉さんの『想いがかなう、話し方』をご紹介します。


◾️言い切る人に、人とお金が集まる。

想いをかなえたければ、人とお金の力が必要である。
人とお金は、微妙な人には集まらない。
勇気を持って本音を言い切る人に集まる。
100人中99人は微妙な人だ。

嫌われたくないから、微妙にお茶を濁す。
反論されたくないから、微妙に語尾をぼかす。
リスクを背負わない人間には、魅力の欠片もない。
だから人もお金も集まらない。

微妙になればなるほどに、誰からも愛されなくなっていく。
微妙になればなるほどに、貧しくなっていく。
100人中99人の微妙な人たちは、人口密度が高い上に貧しいから、いつもギスギスしている。
息苦しくて生きていくのも辛くなる。

そこに100人中1人の言い切る人が出現する。
微妙な人たちは救われる。
結果として、人とお金がドッと群がってくる。

1度でいいから微妙な側ではなく、言い切る側になってみることだ。


◾️「自分はわかっていない」から、 スタートする。

想いをかなえたかったら、知ったかぶりをしないこと。
知ったかぶりをした瞬間、応援団は離れていく。
「自分はわかっていない」という姿勢で会話すると、相手は応援してくれる。

著者はコンサルティング業務において、現場のヒアリングで高評価を受けていた。

「よくこんな情報まで聞き出しましたね」
「ここまでくると報告書にも載せられませんね」
社内外で驚愕された。
ヒアリングのコツをよく質間された。
何かとっておきの秘伝のトークがあると思われたのでしょう。

秘伝のトークなど何もない。

ただ「自分はわかっていない」という姿勢が相手に伝わったのだろう。
プロジェクトリーダーにもかかわらず、お客様からよく助けられた。
「千田さん、それではうちのコンサルはできない。私が教えてあげる」

そうやって協力してくれた先輩は数え切れない。
冗談でもいいから、バカなふりをしてみよう。


◾️おわりに

失敗が怖かったり自信が無くて、どうしても「…かもしれない」といった感じに濁してしまうことがあります。
しかし、そんな中途半端な人には誰もついて行きたくはないでしょうから、自信を持って「…です!」と言切らなければいけませんね。
ちょっとした違いで結果が変わってきます。
良い結果にする話し方を知りたいという方は、是非読んでみてください。

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