『一生伸び続ける人の学び方』レビュー 41冊目:自己啓発No.9
『一生伸び続ける人の学び方』
著:本山勝寛
こんにちは、masamariです。
今回は、本山勝寛さんの『一生伸び続ける人の学び方』をご紹介します。
◾️「なぜ?」が思考を深化させる
学びにおいて、これからの時代は好奇心がますます重要になってくる。
そして、日本人は大人になればなるほど、好奇心がなくなってしまう傾向にある。
誰もが持っている好奇心という才能をつぶさずに伸ばすことや、眠っていた好奇心を呼び起こすことこそが、「一生伸び続けるための学び方」のポイントである。
そのための魔法の言葉が、「何で?」、「Why?」である。
どんなことにも「なぜそうなのか?」「どうしてそうなるのか?」を何度も問いかけ続けることで、好奇心の泉が深く掘り下げられ、学びへの渇望、探求欲が湧き上がるのです。
◾️子どものようにどんなことでも楽しむ
米国の著名コンサルタントであるアラン・グラジャーマンの著書『人はみな「ビジネスの天才」として生まれる』の中で、ビジネスで成功するためのヒントは子どもから得られるとし、本来誰もが子どもの頃に持っている以下の13の力が重要だと述べている。
①遊ぶ力
②熱中する力
③焦点を絞る力
④急がせる力
⑤リーダーシップをとる力
⑥驚嘆する力
⑦好奇心を抱く力
⑧質問する力
⑨挑戦する力
⑩創造する力
⑪参加する力
⑫居心地をよくする力
⑬やり遂げる力
ある意味、いつまでも「子ども」でいられることが、学びの天才になるための秘訣と言える。
◾️他分野から思考のヒントを得る
自分の専門性や関心分野を一つだけに狭めずに、一見異なるものに対しても思考の幅を広げてみる。
その上で、両者を重ねてみたり、比較してみることで、思わぬ発見や応用が可能となることがある。
異なるものに対して「共通点」や「交差点」を見出す力を鍛えることで、思考の幅と奥行きが広がり、新たなる創造を生み出す力になる。
自分の専門分野だけでは見出せなかった「思考のヒント」を、他の分野から引き出すことができる。
◾️おわりに
どうしても「大人にならなきゃ」という気持ちが強くなりがちですが、「子どもだなぁ」と思われている人の方が成長しやすいのかもしれないですね。
子どもの頃のように、もっと好奇心持っていこうと思います。