『ゴールデンカムイ』1巻ネタバレ 5冊目:マンガNo.3

『ゴールデンカムイ』
作者:野田サトル

漫画のあらすじ

舞台は日露戦争終結後の北海道。
主人公の名前は杉元佐一。
軍帽にマフラー、顔を縦横断する裂傷痕が特徴の20代の青年である。
鬼神のような戦闘力と強運、生への凄まじい執念、医師が見放す重篤な負傷でも翌日には治癒し戦場を駆ける驚異的な回復力から「不死身の杉元」と呼ばれている。
幼馴染の梅子の眼病の治療費を得るため、一獲千金を夢見て、北海道で砂金採っていたところ、アイヌが秘蔵していた金塊のことを知るのである。

1話ネタバレ

日露戦争のある戦場で突撃の合図を待っているところから物語は始まる。
そして突撃の合図で一斉に進行を開始するが、進行早々に杉元は首に銃弾を受けてしまう。
普通の人間であればここで倒れてしまうが、杉元は物ともせず突進し、次々とロシア軍の軍人たちを倒していった。

そして日露戦争終結後まで月日が経つ。
杉元は北海道の山奥で一獲千金を狙って砂金や金塊を探すが、全然見つからないのであった。
そんな姿を近くで見ていた村人が、銃を持っているなら猟師になればいいじゃないかと言う。
その方が毛皮の需要が上がってて高く売れるからである。
杉元は「今すぐどかっと稼げなきゃ意味がない」と言い返す。

すると村人が「『不死身の杉元』って呼ばれてたんだって?」と杉元に聞く。
杉元は日露戦争時に鬼神のような戦いぶりで、瀕死の重傷を負っても翌日には走り回っていて、銃剣でも機関銃でも砲弾でも杉元を殺せなかったのである。
「武功抜群」で勲章モノの英雄だった杉元が、貧乏暮らしの砂金掘りをしているかというと、気に入らない情感を半殺しにしたからとのこと(笑)
今頃はぬくぬく年金暮らしだったというのに…

すると突然、村人が「面白い話してやろうか?」と砂金にまつわる話を始めた。
北海道では昔はあちこちの川で大豆くらいの砂金がザクザク取れ、一日に30匁(約112g)採れる日が毎日続いていた。
いわゆるゴールドラッシュというものである。
その頃、明治期に入ってからも鮭や鹿の猟を禁止し、土地を奪うなどして迫害してきた日本人に抵抗すべく、一部のアイヌ達が密かに軍資金を貯めていた。
しかし、ひとりの男が砂金をごっそり持っていたアイヌを皆殺しにし、20貫(75kg)の砂金をブン盗ったのである。
金額にすると八萬圓で、現在の価値ならばおよそ8億円相当である。

警察に追われたその男は金塊を北海道のどこかへ隠した後、逃げることで精一杯だったのか、隠し場所を誰にも伝える暇も無く捕まってしまい、死刑囚として地の果ての牢獄・網走監獄にぶち込まれたのであった。

男は外に仲間がいて、金塊のありかをその仲間に何とか伝えようとしていた。
手紙を書くという手段もあったが、誰もが埋蔵金のありかを探っていたため、看守が盗むと思い手紙は一切書かなかった。

男は金塊のありかは何をされても吐かなかった。
挙句の果てにひどい看守が、金塊強奪犯の男が監獄出来ないように片足の筋を切ったのである。

話をしていた村人が不気味な顔で
「あんたならどぉ~するね?日本一厳重な監獄から財宝のありかをどうやって外の人間に伝える?」
と杉元に問いかける。

杉元は考えもせず「どうやったんだ?早く言えよ」と村人に聞き返す。
果たしてその方法とは…

まとめ

金塊の行方はどこなのか?
アイヌを皆殺しにした男の正体は?
「不死身の杉元」と呼ばれる理由は何なのか?
まだまだ謎に包まれていることばかりですが、
今後の展開が気になりますね。

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